お母さん教室
10月
第一回お母さん教室ご報告
【開催日】
2016年9月30日
参加された方
【先生】
牧野先生、鈴木先生、鈴村先生、森林先生
國分先生(東名古屋支部)、降旗先生(松本から)
【お母さん】
14名うち1名が未会員で2歳半の男の子を連れて、サイトを見て来てくださいました。
牧野先生が「音にいのち在り」という本から鈴木鎮一先生の言葉を読んでくださり、
「褒める!怒る!叱る!」について、怒るとどうなるのか、叱るとどうなるのか、
などのお話がありました。
参加されたお母さん皆さんに、大なり小なり叱ったり、怒ったりした経験があり、
皆さんの経験談を聞くことができ、殆どのお母さんが覚えがあるやら反省やらで、
大きく頷いて経験談を聞いておられました。
子供が怒って対応できない時、親は怒らずに先ず引く。
でも、お稽古はちゃんと認めてあげる。
怒ると叱るの境目を意識すると良いですよ、とお言葉を頂戴しました。
また、CD等、音楽の聴かせ方について
先生からどのように取り組まれているか問いかけがありました。
*朝起きてくる前から寝るまで、また寝付いてからも暫くは小さな音でかけている。
*兄弟で当番制にして朝デッキのスイッチをつけに行く。
*勉強中は消している。
*車での移動中には必ず聴かせる。
*音楽を流していると嫌がる・・・等々。
ご家庭によって様々な状況で興味深かったです。
先生方の結論として、聴かせれば聴かせるほど良い!ということでした。
ただ、単なるBGMになってしまいがちなので、聴かせる工夫も必要とのことです。
先生方は、
小さい頃かかっていた音楽はやはり今でも好き!
お母さんの好きだった景色や音楽は、気付けば自分も好き!
と、思い出を語ってくださいました。
先生方が仰るには、
ヴァイオリンだけでなく、
生活の中で自然と芸術的なセンスが身につく事が何よりの環境であり、
日頃、教本の音源に囚われ過ぎる傾向があるので、もっと広げて
母親が自分で楽しんで好きな演奏家や好きな音楽を探す楽しみを身につけて欲しい。
生の演奏も機会をみつけて聴くのも大事ですよ、と為になるヒントを沢山戴けました。
最後に、
毎日のお稽古も含めて子育ては大変ですね!でも、大変な時ほど楽しいんですよ!
と心に沁みるお言葉を戴きました。
先生方の幼少期のレッスンのお話まで伺え、とても学びの多いお母さん教室でした。
そして・・・
心を入れ替えてこれからは叱らないで子供と向き合おう!
と心に誓いました。